働く皆さん毎日お疲れ様です!絶賛ワーママ中のMaya🍍です。
早いものでワーママとして仕事を始めてから5年以上経ちましたが、周りのフォローを受けながらなんとかワーママをこなしています。
そんな中時々世間で耳にする「ワーママうざい」「ワーママ迷惑」というワードが気になっています。
そういった風に思われる理由、そういったことが職場で起こると実際どういったことが起こるのか、
ワーママができることを自分の経験も踏まえ考えてまとめてみました。
「ワーママうざい、迷惑」問題はワーママ自身に問題がある場合もあります。
が、そもそも会社の仕組みがおかしい場合もあると思います。
「ワーママうざい、迷惑」でググるフォローする側ができる建設的なことも紹介しているので
ワーママのフォローで負担が増えて疲れ切ってしまっている人も是非読み進めてみてください。
毎日お疲れ様です!
少し長くなるので目次から気になるところだけでもどうぞ🍵🍵🍵
目次からクリックでジャンプできます🧚♂️
「ワーママうざい、迷惑」を身近で聞いていました
私自身、出産前までいたチームは男性がほとんどということもあり、ワーママが1人もおらず私が初めての育休取得メンバーとなりました。
なので私自身は自分以外のワーママと仕事をしたことがありません。
が、私の親しい友人がワーママと仕事をしていて
そのワーママのフォローでとても大変そうだったので身近で「ワーママ迷惑」というのをよく聞いていました。
ワーママの時短勤務のフォローで仕事が増えて帰れない!
有給も全然使えない!!!
彼女は土曜出勤できないから私の土曜出勤が増える!
こんなにやっても給与は変わらないしやってらんない!!
ワーママのフォローで残業が増え、さらに彼女の職場は展示会などの関係で土曜出勤が結構あったんですが、
ワーママは土曜は子供がいるため仕事できないとのことで彼女のフォローをするために友人の土曜出勤は増え。。。
他にもそのワーママ、普段の業務でも新しいプロジェクトが始まろうとしても
「私は時短勤務なのでそういったこと業務はフルタイムの方に譲ります。。。」とプロジェクト参加を断ったり、
周りから見ると仕事を選り好みしているように見えて余計イライラしたと。
あと、時短勤務で早く上がっているのに週1回業後その足でヨガクラスに通っていることを悪びれもなく同僚に言ってしまったり、と色々あったようです。
(個人的に時短勤務による自分の自由時間をどう使おうが自由だとは思いますが、
それを同僚に言ってしまうのはNGかと。。。
そしてもし自分の時短勤務のために周りのフォローがかなり多いのであれば私なら代わりに残業するとかしますかね。。。)
話を聞いていて、フォローする側は本当に大変そうでした。。。
世間で「ワーママうざい、迷惑」と言っている人たちの気持ちも分かるなあ、と思って聞いていました。
ワーママだと子どもの状況で就業スタイルは仕方がない部分もありますが、
ワーママ自身が気をつけることで周りの負担を減らしたり、周りと上手くやれる部分もあるかと思います。
実際ワーママとして勤務している私が
気を付けているところをこの記事で紹介します
また、ワーママのフォローで負担が多い周りのメンバーが楽になるために他できることも紹介していきます。
「ワーママうざい、迷惑」と思われる理由
そもそも、「ワーママうざい、迷惑」と言われるゆえんって何なんでしょう。
色んなケースを考えてみました。
時短勤務・休みで周りのフォロー・負担が増える
時短勤務や子供の体調不良による急な休み、他休日出勤が難しいことや出張ができないことなどなどにより
周りのフォロー・負担が増えてしまう、これが一番なんじゃないでしょうか。
しかもフォローしていることを評価されなかったり、
その分サービス残業が増えるなんてことになるとそりゃ嫌になっちゃいますよね。。。
業種によってはそのチームの所属人数で予算が決定する、でもワーママが時短勤務&しょっちゅう休むため
予算達成が難しくなる(=チーム全員の評価が下がる)、なんてこともあるみたいですね。。。
これは会社の仕組みに問題があると思います。
フォローしてもらえるのが当たり前という態度を取る
時短勤務は育児・介護休業法で定められた制度です。
事業主は、3歳未満の子を養育する従業員について、従業員が希望すれば利用できる短時間勤務
引用元:厚生労働省 育児・介護休業法のあらまし
制度を設けなければなりません。
● 短時間勤務制度は、1日の所定労働時間を原則として6時間(5時間45分から6時間まで)と
する措置を含むものとしなければなりません。
また、子供の体調不良による休みなんかはどんなに親が気をつけても防げるものではないですよね。
でも、だからといってワーママが
自分の業務できない分を「フォローしてもらって当たり前」という態度をとってしまうと。。。
それは「ワーママうざい、迷惑」と思われても仕方ないと思います。
皆自分の業務で稼働がパンパンなところに、ワーママがやり残した仕事を追加でやってくれているわけです。
ワーママじゃなくっても、
- 残業続きで毎日疲れていたり
- 忙しすぎて通院や役所仕事など溜まってしまっていたり
- 婚活・妊活をしていたり
- 配偶者・パートナーのための時間を確保したい
- 業後は自己啓発や勉強、趣味に没頭したい などなど
現代人は何かと忙しいです。
そういったことを抱えながらもフォローしてもらっているということは忘れないようにしましょう。
職場で子どもの話ばかりする
これも「ワーママうざい」と思われやすい行動です。
多くの人が他人の子供の話にそんなに興味ありません。
特に子供のいない人に子供の話をするのは避けたほうが無難です。
(実は婚活・妊活中の場合もあるのでそういった人にとってはあまり耳にしたくない話題だったりもします)
そういった話はワーママ仲間としましょう
未婚の人や子供のいない人にマウンティングを取る
これは悪気なく無意識でやってしまっている人が結構いるんじゃないかな、と想像するんですが。。。
未婚の人に「早く結婚しなよ~」とか「結婚したくないの?」なんてこといったり、
子供がいない人に「子供を産んで一人前」や「子供って本当にかわいいよ!早く作ったほうがよいよ!」
みたいなことを言うのは、マイルドなマウンティングだと思います。
未婚の人や子供のいない人を見下すような発言と受け取られ「ワーママうざい」と思われかねません。
忙しい、大変アピールをする
子育てしながら働くのって本当に大変ですよね。。。
- 仕事は全然終わらないし、
- 子供の夜泣き対応で眠れないし、
- イヤイヤ期なんて何もことが進まないし、
- 自分の時間なんて本当にないに等しいし、
- 夫は仕事仕事でずー-っとワンオペでしんどすぎる。。。
分かります!分かりますよ!
別にしんどいとか大変アピールしたいんじゃなくて、心の声が漏れちゃったり、ちょっと愚痴りたくなったりしますよね。
でもね、それを職場で仕事をフォローしてもらっている人の前ではやらないほうがよいです。
「私だってあなたのフォローで残業残業でしんどいんですけど!?」と思われ
「ワーママうざい、迷惑」と言われかねないです。
そういった愚痴は園の同じワーママ仲間とか、別チームのワーママ仲間にとどめておきましょう。
ワーママであることを利用して嫌な仕事を断る
これをしている人はそんなにいないと思うのですが、
ワーママであること(時短勤務)を利用して自分が乗り気ではない仕事や取組を断るようなこともあるようです。
「自分は時短勤務なのでそういったことはフルタイムの方がした方がよいと思います。」みたいな感じですかね。
確かに時短勤務の人に不向きな業務が実在すると思いますが(緊急性が高いもの、即レスが求められるものなど)、
そうでないものは時短勤務もフルタイムも変わらないことのほうが多いのではないでしょうか。
仕事の選り好みをしていると周りから思われるような発言は避けたいですね。
「ワーママうざい、迷惑」と思われるとこうなる➡職場にとってよいことはない
職場で「ワーママうざい、迷惑」思われるワーママとそう思う他メンバーがいるとどうなってしまうでしょうか。
ひとつひとつ見ていきましょう。
ワーママ個人だけでなく、チーム・会社にとって良いことは
1つもありません
必要なときにフォローしてもらえなくなる
ワーママが仕事をする上で、周りのフォロー・サポートは絶対必要です。
どうしても急なお休みなど発生してしまいますからね。
が、「ワーママうざい、迷惑」と思われると最悪必要なときにフォローしてもらえないなんてこともあり得ます。
そうなると困るのはワーママ個人だけでなく、業務に支障を出してしまうチームや会社です。
コミュニケーションが減り、報連相が不十分に
「ワーママうざい、迷惑」と思われる側と思う側がいるわけなので、
コミュニケーションが減り、報連相が不十分になり下記のようなことが起こりやすくなります。
- 業務上の報告・相談・連絡が減る
- 質問・確認したいことが聞きにくくなる
- 連携不足によるミスが増える
結果、業務上支障が出たり、パフォーマンスが下がることが想定されます。
職場の雰囲気が悪くなる
これはそのまんまですが、シンプルに職場の雰囲気が悪くなります。
「ワーママうざい、迷惑」と思われる側(ワーママ)は職場に居ずらくなるだけでなく、
職場全体の雰囲気が悪くなり士気が下がったり、離職者が増える可能性が高くなります。
「ワーママうざい、迷惑」と思われないためにワーママができること
「ワーママうざい、迷惑」と思われないためにワーママができることをまとめました。
- 業務量・スケジュール共に詰めすぎない
- 自分の業務はできるだけ自分で対応する努力と工夫をする
- 引継ぎをいつでもできるようにしておく
- 他の人に業務をお願いするときは早目にお願いする
- 「できない」という前にどういう条件だったらできるか提示する
- 必要がない限り+聞かれない限り子供の話はしない
- 忙しいアピールは必要以上にしない
- 周囲の配慮を忘れず感謝を言葉で
特に職場復帰後の最初の1年は1つ目の「業務量・スケジュール共に詰めすぎない」という点を気をつけましょう。
復帰1年目はワーママ本人の体力・集中力・注意力も産休・育休前に比べ落ちているのに加え、
子供にとっても保育所1年目です。
抗体もまだ持っていないので様々な感染症を次々もらってきて登園できない日が結構でてきます。
この点はワーママの上司(管理職)の方にもご理解頂きたいです。。。!
下記記事👇にてひとつひとつ詳しく書いていますので良かったら見てみてください。
とはいえワーママ自身が潰れないことが大前提なので、無理は絶対しないようにしましょう。
使えるもの・サービスはどんどん使って、自分をご機嫌にしながら頑張りましょう。
ワーママって実際こんな状況なんです
「ワーママうざい」と思われないためにワーママができることを紹介した後になんだか言い訳がましいですが、
私が実際ワーママになってから分かったワーママってこんな感じなんだよ、という点を紹介させてください。
ワーママになるまで
「ワーママは忙しいよね~でもその分時短勤務もあるしそんなに大変じゃないんじゃない?」と思っていました(ごめんなさい)が、実際やってみると大変でした。。。
不快だわ、という方は読み飛ばしてください。
ぐっすり長時間眠るということをしておらず疲れがとれない
妊娠中から胎動でなかなかぐっすり眠れず、子供が生まれてからは24時間子供のお世話で眠れません。
夜中ぶっ続けで寝てくれる子ならまだママも眠れますが、2、3歳まで毎日夜泣きする子もいます。。。
そう、下手すると何年もぐっすり眠ることなく稼働中なんです。
疲れもなかなか取れません。
それでも家事育児、仕事はしなくちゃいけないのでなんとか綱渡り状態で生きているワーママも少ないないです。
いろんな能力が産休・育休前よりダウンしている
産後を経ての育休後って色んな力が落ちています。
思考力、記憶力、注意力、体力。。。。なかなか自分の思ったように頭も体も動きません。
復帰後1年くらいかけて少しずつ戻っていくような感じの人が多いようです💦
忙しすぎて頭が追い付かない、余裕がない
ワーママじゃなくても現代人は忙しいですが、ワーママになってからやることは激増します。
- 家事
- 育児(イヤイヤ期なんて1つことを思わせるにも一苦労)
- 保育園・幼稚園などの準備、連携
- 自分の仕事
- 夫の世話
- 役所などの書類関係(家族の人数が増えると何かと処理しないといけない書類が増える)
ざっと書きましたが、それぞれ細分化するとやることが多すぎて家庭内TO DOリストは常に大渋滞です。
やらなくちゃいけないことが多すぎて、脳も体も追いつきません。
こんな状況なので常に精神的にも体力的にも余裕がありません。
特にワンオペ家庭は本当に忙しいです
裏方の仕事にまわってしまい、給与もモチベもダウン
これは業種にも依るとは思いますが、
産後復職のタイミングで業務内容が急な休みもまだ許容される裏方に回る人も多いと思います。
バリバリ営業をやっていた人が事務仕事にまわる、事実上降格するなど、いわゆるマミートラックというやつですね。
マミートラック;
引用:コトバンク
仕事(キャリア)の追求より母親としての道を選択する女性の生き方のこと。特に、仕事と子育ての両立はできても出世コースからは外れてしまう女性の労働形態のこと。
さらに時短勤務だとお給料ってめちゃくちゃ減ります。
仕事量も仕事に対する責任もそこまで変わらないのに、毎月の給与もボーナスもしっかり減ります。
まあ時短で仕事する時間が少ないから給与が多少下がるのは当たり前なんですが、この減り方が結構すごくて。。。
マミートラックに乗り、給与も減る、となるとなかなかモチベーションを上げるのも大変です。
「ワーママうざい、迷惑」を撲滅するために周りのメンバーができること
日本には「目上の人に物申すのは苦手」とする国民性がありますよね。
上司に意見するのではなく、ワーママや時短勤務者に怒りが向いてしまいやすいということもあると思います。
(中には「怒りを向けられても仕方がない」を思われる行動をしてしまっている人もいますが)
が、本来育児や介護などなど事情があって時短勤務になったり休みが増えて周りのフォローが必要な場合、
その周りの人の業務量や稼働率を調整するのはそのチームや部署の管理職(=上司)のはずです。
- 自動化できる業務はシステムを導入して自動化する
- 一部業務を別のチームに渡す
- 外注する
- 一時的に派遣社員を採用する
などなど、対策を講じてもらいましょう。
こういった時のための管理職ですし、その分給与ももらっていますので遠慮しなくてよいです。
もし、自分の直属の管理職が動いてくれないのなら
その上の管理職に相談する、会社の総合相談窓口に連絡する、ちょっと仲の良い別部署の先輩に相談する、などなどあらゆる角度から相談しましょう。
これからも働く女性は増えますし、子育て以外でも介護など事情が出てくる社員はいますよね。
社会の流れから、労働スタイルはこれからも多様化します。
そういった場合でも業務が回るように労働環境を整えておくことは会社の長期的な成長にとって重要になります。
「現場の個人(フォローする側)が負担を我慢する」という流れは止める必要があります!!
会社がシステムを変えないとこの流れはずーーっと続きます。
社員個人個人を大切にする仕組みは有能な人材をつなぎ留めたり、獲得するために非常に重要なので会社にとっても有益なことです。
また、管理職の方は
- フォローしているメンバーをしっかり評価する
というところを是非是非やっていただきたいです。
おわりに;働くすべての人、自分を大事にしよう!!
「ワーママうざい、迷惑」と思われる理由、そうなると職場に及ぼす影響、ワーママができること、そして会社側(フォローする側)ができることを紹介しました。
ワーママ自身も、ワーママを日々フォローする側も毎日本当にお疲れ様です!
色々書きましたが、皆さん自分の心と体の健康を第一にして、無理せずやっていきましょう🙌
この記事が貴方の職場環境が少しでも改善するための参考となれば幸いです。