企業型確定拠出年金(企業型DC)は転職・退職したらどうなる?わかりやすく解説します

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こんにちわ。Mayaです🍍

企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入している会社は年々増えてきていますね。

一方で、一度入社したら定年までその会社で働く、といった終身雇用といった考え方は主流ではなくなり、
転職してキャリアを積んでいくといった考え方が強くなってきています。

 

転職や退職した場合、
今まで会社で掛けてきた企業型確定拠出年金(企業型DC)で運用していた商品はどうなるのでしょうか?

 

会社の同僚などにたまに聞かれるのでわかりやすく記事にしてみました。

 

この記事はこんな人のおすすめ
・今の会社で 企業型確定拠出年金(企業型DC)で運用しているが、転職を考えている
・企業型確定拠出年金(企業型DC)を近々今の会社が導入。転職や退職したときの影響を知っておきたい
・企業型確定拠出年金(企業型DC)について色々知っておきたい
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そもそも企業型確定拠出年金(企業型)って?

一言でいうと「企業が掛け金を拠出し、従業員が運用する制度」です。

詳しくは下記記事をご覧ください。

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企業型確定拠出年金(企業型DC)は転職・退職したらどうなる?

企業型確定拠出年金(企業型DC)は転職・退職したらどうなるのでしょうか。
確定拠出年金は原則60歳まで引き出せないので60歳より前に点転職・退職する場合気になりますね。

ここでポイントなのが、確定拠出年金は個人の資産なので
転職・退職しようが今まで会社や個人で拠出してきた資産がなくなることはありません。

もっと言うとたとえ会社が倒産してしまったとしても、すでに会社から拠出された資産は守られます。
よって退職金よりも安心なんです。(倒産してしまったら退職金なんて出るかわからないですもんね😫)

では転職・退職したときどんな選択肢があるのか見ていきましょう。

①次の会社が 企業型確定拠出年金(企業型DC)を導入している場合

これが1番シンプルです。
次の会社に 企業型確定拠出年金(企業型DC)を移管できます。

②次の会社が 企業型確定拠出年金(企業型DC)を導入していない場合

次に前の会社で企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入していたものの、
新しい会社では 企業型確定拠出年金(企業型DC)を導入していない場合はどうなるのでしょうか?

この場合「個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)」に移管することができます。

6カ月以内に個人型確定拠出年金 (iDeCo イデコ)の運営管理機関(金融機関)に口座を開設し、
企業型確定拠出年金(企業型DC)の資産を個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)に移すのがベストです。

 

企業型確定拠出年金(企業型DC)の場合金融機関は選べませんが、
個人型確定拠出年金 (iDeCo イデコ)の場合、どこの金融機関を選ぶか加入者の自由で選択することができます。
金融機関によって取り扱う運用商品や手数料、サービスは大きく異なりますので事前に確認しましょう。
注意
もし6ヵ月の期限以内に手続きを終えられなかった場合、確定拠出年金の資産は自動的に別の場所に移管されます。
これを自動移管といい、加入する確定拠出年金があるならそこへ、ない場合国民年金基金連合会の仮預かり口座になります。
この自動移管、手数料おばけです。
他デメリットもありますので、この自動移管にならないよう、早めに手続きしましょう💡

③退職後就職しない場合

休養や起業準備、早期退職など事情があって次の会社といったものがない場合も、
②同様に「個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)」に移管するのがベストです。

MEMO
確定拠出年金の移管の際は基本今の確定拠出年金で運用している商品を売って現金化する必要があります。

転職・退職するタイミングで元本割れしていると損になるので、
転職・退職を近い未来に検討している場合はリスクが低い商品に徐々にスイッチングするのがおすすめです。

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企業型確定拠出年金(企業型DC)は辞めることができる?

上記のように、新しい会社に移管できる場合は新しい会社に移管、
移管できない場合は個人型確定拠出年金 (iDeCo イデコ)に移管します。

それでも個人型に移管したくない場合、またすぐに現金が必要になった場合、
確定拠出年金を辞めることはできるか?気になる方もいるかもしれません。
結論、確定拠出年金を辞めることは条件を満たした場合は可能です。

 

ただし、その条件はめちゃくちゃ厳しいです。

下記の条件をすべて満たせば、企業型確定拠出年金(企業型DC)を辞めて脱退一時金をもらうことができます。

  • 企業型DCの加入者・運用指図者またはiDeCo(イデコ)の加入者・運用指図者でないこと
  • 個人別管理資産額が1万5,000円以下であること
  • 企業型DCの資格喪失日の属する月の翌月から起算して6ヵ月を経過していないこと

上記を見ると、現役世代で健康は人はほとんど当てはまりません。
※運用指図者については後述します。

ちなみに個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)も同様に条件を満たせば脱退できますが、
条件がかなり厳しく当てはまる人は少ないです。

特定運用管理機関が出している移管のフローチャートもあるので、気になる人は参照ください。

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個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)移管はしたものの、今後拠出するのが難しい場合

「自動移管は避けねば❗」と個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)に移したものの、
事情があってこれからお金を自分で拠出するのが難しい方もいるかもしれません。

企業型確定拠出年金とは違い、
個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)はお金を拠出するのは自分のみでしなければなりません。

この場合、確定拠出年金は加入したまま(辞めないで)「運用指図者」になることが可能です。

運用指図者は新たにお金を拠出することはせず、今ある確定拠出年金口座にある金融商品の運用だけを行えます。

Maya

運用指図者になるための条件は確定拠出年金を辞めるのに比べハードルがずっと低いので、
支出が多い時期だけ、など一時的にでも毎月お金を出すのが難しい場合でもおすすめです。
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おわりに

企業型確定拠出年金は転職・退職しても個人型確定拠出年金(iDeCo イデコ)に移管することができるので安心です。

一度始めると60歳まで引き出せず、途中で辞めるのは条件がかなり厳しいためメリット・デメリットを良く理解し
無理のない範囲で実施することが大切です。

こちらの記事でメリット・デメリットをがっつり説明しているので気になる方はご覧ください。

 

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