電力(電気)とガスの自由化が解禁されてもう結構経ちましたね。
私は自由化が解禁されて数年たった時に先に電気、その後ガスと当時1番安い会社切り替えたはずなのですが、
在宅ワークが多くなって使用料が増えたため、久しぶりに再度固定費の料金を見直すことに。
前回電気とガス会社を切り替えてから数年経った今、各社の情報を確認すると
今契約している会社より料金がずっと安い会社が見つかりました。
・・・つまり、ちょっと損してました。
今回再度電力会社とガス会社を切り替えるにあたり、11社の料金をがっつり比較しました。(めっちゃしんどかった。。。😂)
その結果、東京電力エリアで電気とガスの料金が1番安くなる会社の組み合わせをランキング式で紹介します。
対象エリアは東京電力エリア内=関東圏の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県(富士川以東)です。
この地域に住んでいる方は是非参考にしてみてください。
※プロパンガスの人は電気料金のみこちらのランキングを参考にし、ガス料金はプロパン(LP)ガス専用の比較サイト【ガス屋の窓口】
等で安いところを探してみてください。
特にこんな人は最後まで読んで電気とガスの乗り換えましょう
ネタばれになりますが、東京電力エリア内=関東圏の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県(富士川以東)に住んでいて
以下のような人は絶対に長い目で見て大幅に電気代とガス代が安くなるので是非この記事を読んで電力会社・ガス会社を切り替えてください。
- 電気もしくはガスで東京電力(TEPCO)を使っている
- 電気もしくはガスで東京ガスを使っている
- 東京電力(TEPCO)もしくは東京ガスで電気とガスをまとめている
- 楽天でんきを使っている
- Looop電気を使っている
料金比較に使ったデータ
料金比較に使ったのは下記、東京電力エリアに住む我が家の電気とガスの使用量の実際のデータです。
電気使用量(kWh) | ガス使用量(m³) | |
1月 | 400 | 45 |
2月 | 456 | 56 |
3月 | 433 | 51 |
4月 | 456 | 70 |
5月 | 336 | 69 |
6月 | 366 | 59 |
7月 | 512 | 42 |
8月 | 627 | 43 |
9月 | 645 | 33 |
10月 | 319 | 32 |
11月 | 280 | 29 |
12月 | 354 | 38 |
電気は1月~9月分、ガスは1月~10月分が2020年のデータで、それ以外は今年分のデータがまだないので昨年のデータを使用しています。
2020年3月から在宅ワークが増えて、現在も継続して在宅ワークが多いので昨年より今年のほうが使用量が多めです。
ちなみに我が家はこんな感じです👇
- 夫婦+未就学児2名の4人家族
- 電気のアンペア数は40A
- 今の契約は電気=>Looopでんき
- 今の契約はガス=>レモンガス
今回電気の切り替えをしたら、もうしばらく切り替えはしたくありません。(切り替えの手間は大したことないですが忘れるので)
キャンペーン(最初の〇ヶ月はこれだけ安くなるなど)を考慮して切り替えるとキャンペーン後に高い料金で払い続けることになるのでそれを考慮せず
エクセルに計算式を入れてあえて自分で計算しました。(長期的にみて1番安い金額が知りたかったため)
クールにIF関数でサクッと計算するつもりが、各社の料金が調べにくかったり
IF関数がうまく動かなかったので原始的に式を作って結構複雑な長い計算式になりました😅
スクショなので小さくて見にくいですがこんな感じ👇
比較したのはユーザーが多い&安いと定評がある東京電力(TEPCO)の電気とガス、東京ガスの電気とガス、GREENaでんき、Looopでんき・ガス、ENEOSでんき・ENEOS都市ガス、ミツウロコグリーンエネルギー、auでんき、リミックス電気、レモンガスの電気とガスです。
どこの新電力会社&ガス会社も電力は東京電力(TEPCO)、ガスは東京ガスを基準にしているため、
東京電力(TEPCO)と東京ガスとの比較金額も載せておきます。
すべての計算にはもらえるポイント分も計算に含んでいます。
電気のアンペアは40Aで計算しています。アンペア数や使用量で若干料金が変わりますが、ほとんど変わりません。
実際在宅ワークになる前の電気の使用量が少ない去年の使用量を入れても順位に変動はありませんでした。
ガスは毎月「原料費調整額」が変動するので、ここではそれは考慮せずすべて基本料金単価で計算しています。
全社が原料コストを基準に同じように変動するため比較順位にはほぼ影響ありません。
(原料コストに変動しない人件費などコスト+マージン率を載せるので)
東京電力エリアで電気とガスが1番安くなった組み合わせ
では電気とガスの合計が安かった順に紹介します。
12社の組みあわせってすごい数になるので、金額が安かった上位6位を紹介します。
少数点は切り捨てました。
料金比較 1位;あしたでんき+レモンガス
年間料金 | 東京電力(TEPCO)と東京ガスを使っている場合との差 | |
あしたでんき(標準プラン) | 134,784円 | -13,441円 |
レモンガス(わくわくプラン) | 80,340 | -9,867円 |
合計 | 215,124 | -23,309円 |
電気料金は「あしたでんき」が最安値になりました。
あしたでんきは東京電力(TEPCO)系列の新電力会社で現在利用できる地域を拡大中です。
料金プランは基本使用料なしで26.0円/kWhのみというわかりやすさ。
少し前まではLooopでんきの基本料金なしの単価26.4円/kWhが1番安かったですが、今はあしたでんきが1番安くなります。
そのLooopでんきはガスもLooopでんきの契約にすると基本料金なしの26.0円/kWhになりますが、
Looopでんきのガスが安くないため1位の組み合わせはあしたでんき+レモンガスとなりました。
\公式サイトはこちら/
レモンガスはプロパン(LP)ガスで有名な会社ですが、ガスの自由化に伴い都市ガスも提供するようになりました。
LP(プロパン)ガスプランもあるので、現在プロパンガスを契約している人も一度試算してみるといいかもしれません。
\公式サイトはこちら/
料金比較 2位;楽天でんき+レモンガス
年間料金 | 東京電力(TEPCO)と東京ガスを使っている場合との差 | |
楽天でんき(プランS) | 135,315円 | -12,910円 |
ニチガス(都市ガス) | 80,340円 | -9,867円 |
合計 | 215,655円 | -22,777円 |
2番目に安い組み合わせは楽天でんき+レモンガスになりました。
楽天でんきもあしたでんきと同様、基本使用料なし+1kWh毎に料金がかかる計算方式ですが、単価が26.5円/kWhとあしたでんきよりも0.5円高いので、どんな使用量でもあしたでんきのほうに軍配が上がります。
楽天でんきはでんきの使用料金に対して0.5%の楽天スーパーポイントがつき、さらにその支払いを楽天カードで行うことで1%の楽天スーパーポイントがつきます。
合計1.5%還元ですね。
が、それを加味して実質計算にしてもあしたでんきには一歩及ばずという結果になりました。
※表の計算結果はもらえるポイント合計を料金から差し引いた金額になっています。
料金比較 3位;ミツウロコでんき+レモンガス
年間料金 | 東京電力(TEPCO)と東京ガスを使っている場合との差 | |
ミツウロコでんき(標準プラン) | 135,399円 | -12,826円 |
ニチガス(都市ガス) | 80,340円 | -9,867円 |
合計 | 215,739円 | -22,693円 |
次にランクインしたのはミツウロコでんきとレモンガスの組み合わせです。
ミツウロコでんきの料金は基本料金+電力使用量となります。
基本料金がアンペア数によって変わり、それプラス電力使用量によって料金単価が変わってくる方式です。
最初の120kWhまでは21.83円/kWh、120kWhをこえ300kWhまでは23.05円、300kWh超過分は25.71円/kWhって感じですね。
1kWhあたりの単価は安いのですが、基本料金分を相殺するまでは安くない、というところでこの順位となりました。
ガスはまだレモンガスです。レモンガス強いです。
料金比較 4位;ENEOSでんき+レモンガス
年間料金 | 東京電力(TEPCO)と東京ガスを使っている場合との差 | |
ENEOSでんき(東京Vプラン) | 135,950円 | -12,276円 |
ニチガス(都市ガス) | 80,340円 | -9,867円 |
合計 | 216,290円 | -22,143円 |
4位にランクインしたのはENEOSでんき+安定のレモンガスです。
ENEOSはCMでもエネごり君が有名ですね。
ガソリンスタンドで知名度の高いENEOS、電気とガスを両方提供しているんですが、ここでランクインしているのは電気の方です。
ミツウロコでんきと同様、基本料金+使用量毎の値段が乗ってくる料金体系です。
支払い料金の0.5%のTポイントが還元されますが、それを加味してもこの順位となりました。
※表の計算結果はもらえるポイント合計を料金から差し引いた金額になっています。
「にねんとくとく割」に加入すればもう少しだけ安くはなるんですが、
2年しばりになり決まったタイミングでの解約でないと解約違約金も発生するのであまりおすすめしません。
料金比較 5位;Looopでんき+レモンガス
年間料金 | 東京電力(TEPCO)と東京ガスを使っている場合との差 | |
Looopでんき(標準プラン) | 136,858円 | -11,368円 |
ニチガス(都市ガス) | 80,340円 | -9,867円 |
合計 | 217,197円 | -21,235円 |
Looopでんきは元々ソーラーパネルの会社で、ここもあしたでんきや楽天でんきと同様、基本料金なしのシンプルな料金設定+お安さで人気なのですが、
今は単価が26.4/kWhとあしたでんきに劣るため、今Looopでんきを契約している人はあしたでんきに切り替えたほうが安くなります。
Looopでんきはガスも提供しており、Looopガスとセット割で電気の料金単価があしたでんきと同様の26.0円/kWhとなりますが、
ガス代はニチガスが安いのでこの組み合わせでのランクインです。
少し前までは電気の単価最安値だったLooopでんきですが、今は電気とガスの最安値を狙うならあしたでんき+レモンガスということになります。
料金比較 6位;Looopでんき+Looopガス
年間料金 | 東京電力(TEPCO)と東京ガスを使っている場合との差 | |
Looopでんき(標準プラン) | 134,784円 | -13,442円 |
Looopガス(標準プラン) | 84,576円 | -5,631円 |
合計 | 219,360円 | -19,072円 |
電気だけ先にランクインしたLooopでんき、ガスのサービスも提供しておりLooopでんきでまとめるとセット割が適応され電気代が安くなります。
その電気とガスをLooopでんきでまとめる組み合わせが10位にランクインです。
まとめると電気代が26.0円/kWhとあした電気とタイに並びますが、Looop電気のガス代がそこまで安くないのでこの順位となりました。
電気とガスは乗り換えよう
電気とガス、乗り換えても大したことない印象ありますよね?
でも、あなどることなかれ、です。毎日使うものに掛かるお金の威力、すごいです。
今回細かく自分で計算してみて、改めて電気とガスの切り替えのインパクトのデカさを感じました。
電気、ガスともに切り替えたからと電気とガスの質・供給は変わりません。
切り替えはネットで5分で済みます。
なのに地域の電力会社、ガス会社から切り替えるだけで年間2万3,000円強節約できます。
10年だと23万3,090円です。
投資で個人型国債変動型10年を500万円分買って投資するよりずっとずっとお金になります!(最近色々投資商品見てるのでこれと比べがち笑)
時間が経つとめんどくさくなるのでさくっと切り替えてしまいましょう✨
「自分でも計算してみたいな」という方は下記比較ツールでシミュレーションしてみてください👇
(期間限定のキャンペーンや安い会社が比較から外れていないか注意してくださいね)
おわりに
疲れた。。。途中で心が折れそうになりましたが、無事金額比較ができてよかったです。
計算結果、あしたでんき+レモンガスの組み合わせが最安値となりました。
大手会社が芸能人を起用して「おまとめお得!」と広告出している大手の電力・ガス会社はランク圏外なりました。
切り替えには5分もかからないのに、その後毎年(‼)年間2万3,000円強安くなります🙌
\公式サイトはこちら/
このページで紹介した電気・ガスの切り替えのポイントはこちらです。
- 今の電力会社、ガス会社への連絡は不要
- 切り替えても電気の質・供給は変わらない(SIM携帯みたいに速度が落ちたりしない)
- 変更したことによって停電等トラブルが起こりやすくことはない
- 2年縛りなどないのでいつでも無料で解約できる
- 賃貸やマンション住まいでも切り替えできる(マンション等で一括受電されている場合は切り替えできないので念のため管理会社に確認してみてください)
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