【遠回りしたくない】経験者だから分かる妊活・不妊治療の病院の選び方

こんにちは。Mayaです。
 
「赤ちゃんが欲しいのになかなかできない。」そんな悩みを持つ(持った)カップルは5,6組のうち1組と言われています。
不妊症は今やめずらしいことではありません。かくゆう私も治療を経て息子に会うことができました。
 
実際治療を進めながら勉強したことで、素人ながら無駄な治療をしてしまっているクリニックも少なくないと知りました。
(詳しくは今後記事にする予定です)
 
治療で進めていく上で病院選びは 重要です。
「病院が合わなかったら変えればいい」という意見には賛成ですが、病院を変えるのは大変です。
人気のクリニックでは初診1年待ち、というところもありますし、
転院すると検査しなおしになる項目もあり時間とお金が余計にかかります。
「赤ちゃんが欲しい」と思っていらっしゃるなら遠回りはしてほしくありません。
病院選びは慎重に行いましょう。
 
患者はお金も時間もエネルギーもかけて治療に臨みます。
残念ながら不妊治療に「絶対」、「100%」というのはありません。
それでも、1%でも妊娠に近づける、最大限の取り組みをしている病院を選ぶのが大切だと感じています。
そしてもちろん、自分と相性の良い病院を選択しましょう。
 
この記事では病院の選び方について紹介します。
『女医だから』や『近いから』だけでクリニックを決めてしまっている方(過去の私)は是非読み進め、
自分に合った病院選びの参考にしてください。
Sponsored Links

妊活/不妊治療ができる病院の種類

妊活、不妊治療ができる病院はいくつかあります。

メリット・デメリットと一緒に見ていきましょう。

妊活/不妊治療の病院の種類①産婦人科、レディースクリニック

最近は産科と婦人科の両方の診療を行っていて、不妊外来のある病院が増えています。
こういった病院は出産設備が整っているのがポイントです。
 
レディースクリニックとは要は産婦人科、婦人科のことです。普通の産婦人科、婦人科より守備範囲が広いです。
(月経前症候群など心療内科的な病気にも対応するところが多いです。)
分娩施設は設けていないところが主流です。
具体的にどの領域まで対応しているかはそれぞれのレディースクリニックに問い合わせましょう。
 
メリット
  • 規模が小さいので毎回同じ担当医に見てもらえる病院が多い
  • 不妊治療の開始から出産まで、一貫して通院できる(通例レディースクリニックは除く)
 
デメリット
  • 待合室が妊婦さんと共用だと精神的に辛いことがある
  • 顕微受精などの高度不妊治療や、男性不妊治療がない場合もある。この場合転院になる

妊活/不妊治療の病院の種類②総合病院

公立や私立の総合病院や大学附属病院などの中の産婦人科が不妊外来を行っています。
必要に応じて院内の泌尿器科等と連携をとって診療を進められます。
 
メリット
  • 外科手術を得意とする病院が多い
  • 人工授精や体外受精にかかる費用が比較的安い
 
デメリット
  • 曜日ごとに担当医が変わる病院が多い。毎回同じ医師に診てもらえないので細かいケアが受けにくい場合がある

妊活/不妊治療の病院の種類③不妊治療専門医院(クリニック)

不妊治療を専門としている医院(クリニック)です。

妊婦健診などは対応しておらず、不妊治療のみ対応しています。

メリット
  • 不妊治療に詳しく専門の知識と技術を持つ医師の治療を受けられる
  • 妊婦するとお腹が大きくなる前に別の医療機関に転院になるため、治療がうまくいかなく辛いとき妊婦さんと待合室を共用するといったことはほとんどない
 
デメリット
  • 人工授精や体外受精にかかる費用が比較的高い傾向にある
  • 外科手術は対応していないところが多い。この場合転院になる
  • 出産施設がない場合がほとんどなので、妊娠後は転院が必要になる
Sponsored Links

妊活/不妊治療の病院の選び方

病院を選ぶにあたり、重要なこと・確認したいことをあますことなく紹介します。

妊活/不妊治療の病院の選び方①365日オープンの不妊治療専門医院

もしまだ女性が20代である場合、もしくは30代前半で妊活を初めて1年以内であれば
産婦人科やレディースクリニックからスタートするのもありです。
 
しかし、残念ながら上記の期間を過ぎても妊娠に至っていない場合、
もしくは女性が35歳以上であれば最初から不妊治療専門医院を選ぶことをおすすめします
 
もちろん、結婚したばかりでまた妊活も本格的にはしていない、という方も、
本気であれば最初から 不妊治療専門医院を受診すればよいと思います
理由は治療は若いければ若いほど、成功しやすいからです。
早く始めるほど結果が出やすく、トータルにかかる費用も変わってきます
例えば30代前半で専門の治療を受け始めると70万円で済んだのに、
38歳で専門の治療を受け始めると200万円かかった、なんてことが普通に起こる領域です。
 
分かります。
不妊治療専門医院は産婦人科や総合病院に比べて敷居が高いですよね。
それでも私が不妊治療専門医院をおすすめするには理由があります
 
不妊治療は 女性特有のがん検診や妊婦健診の片手間でできる内容のものではありません。
不妊治療は世界中で実施されており、技術は日々進化しています。
不妊専門という診療形態を取らなければ、技術的に安定し、あらゆる面で夫婦をサポートするのが難しい領域です。
 
あたりまえですが毎日朝から晩まで不妊治療に関わることだけをやっている医師達と、
かたや妊婦健診や生理不順などの診療をしながら、
たまに不妊治療のこともやる医師達では知識や技術に差が出るのは当然です。
 
365日オープン、というのも重要です。
この治療は病院の都合や患者の都合ではなく、患者の体の都合で進めるのが成功へのキーだからです。
体の都合に治療をあわせるので、注射から採卵など、すべてベストなタイミングで治療ができます。
 
私は近所のレディースクリニックで1年半以上通院していました。
不妊治療専門医院に行き知識を深めていくと、
なんでもっと早く専門医院に来なかったんだろうと後悔しました。
 
また、タイミング法、人工授精で妊娠に至らなかった場合、通例治療は体外受精にステップアップします。
ここで体外受精に対応していない病院の場合は病院を変える必要が出てきてします。
前述しましたが人気の不妊治療専門医院は初診の予約が1年以上先の場合も珍しくありません。
病院を変えるのは時間もお金も余計にかかるため、できれば避けたいところです。
(病院が合わない、結果が出ないので転院するのはよいと思います。)
 
本気で結果を出したいのであれば、最初から不妊治療専門医院を受診しましょう。
不妊治療専門医院でも違いがあり、
タイミング療法からスタートできるところから体外受精・顕微鏡受精しかしないところもあります。
気になる医院には電話で問い合わせをしましょう。
 
不妊治療専門医院か否かは通常HPで判断できますが、通院を始めていない方には見分けにくい場合があります。
(施設の名前では識別は難しいです。)
下記を参考にしてみてください。

日本産婦人科学会にART施設(体外受精、顕微授精法の総称)として登録されているか

下記ページで確認できます。

http://www.jsog.or.jp/facility_program/search_facility.php

日本生殖医学会で認定されている 生殖医療専門医がいるか

下記ページで確認できます。

http://www.jsrm.or.jp/qualification/specialist_list.html

特定不妊治療助成金制度の認定施設となっているか

下記ページで確認できます。

東京都内の場合⬇

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/kosodate/josei/funin/si_list.html

東京都以外の場合⬇

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000047346.html

他、胚培養士が常勤しているか、学会発表や論文発表を行っているかもHPで確認しておきましょう。

妊活/不妊治療の病院の選び方②HPで治療成績の実績を公表している

タイミング、人工授精、体外受精を行った件数のうち妊娠確認に至った件数を公表している医院を選びましょう。
件数を公表していないところが意外と多いのです。
そして、できるだけ成績実績が良いところを選択しましょう。
 
この時注意すべきポイントは、治療を行った人数ではなく件数であることです。
例えば1人の女性が3回体外受精をして妊娠した場合、母数は人数の「1」ではなく件数の「3」とカウントされるべきです。
1回体外受精を試みて1回妊娠するのと、4回試みて1回妊娠するのとでは違うためです。

妊活/不妊治療の病院の選び方③通いやすいところ

治療は月5,6回通院するのも珍しくありません。
通院するのは妻なので、夫ではなく妻の通いやすいところを選ぶのがポイントです。
できるだけ自宅や職場から通いやすいところを選びましょう。
働きながら治療を進める場合は自宅と職場両方から近いところを選びましょう。
 
また、人工授精や体外受精で精子を持ち込みする場合は、採取から2時間以内を指定されます。
そのことを踏まえると病院とクリニックが遠くても片道1時間程度が理想かと思います。
(もちろん近ければ近いほど良いです。)

妊活/不妊治療の病院の選び方④説明が丁寧、リスクも説明してくれるところ

治療は自分が納得していないのに続けるには精神的に辛いものがあります。

こちらが質問したことに対し、しっかり説明してくれる医院を選びましょう。

妊活/不妊治療の病院の選び方⑤説明会・勉強会に行き相性と治療方針を確認

不妊治療を実施している医院は説明会・勉強会を実施していることが多いです。
私は関東で3つの説明会に参加し、治療方針を確認した上で病院を選択しました。
 
説明会に参加すると、必ず質疑応答の時間があります。
患者向けの説明会なので分かりやすいところが多いですが、少しでも疑問に思ったことは遠慮なく質問しましょう。
その受け答えによって相性を確認できますし、その医師に任せたいかどうか判断の材料になります。
 
パートナーが治療に対して前向きではない場合、「なんとなく敷居が高い」という理由でそうなっている場合もあります。
その場合は夫婦で説明会に行くことで不安が軽減され、治療に前向きになるといった場合もあります。

妊活/不妊治療の病院の選び方⑥担当医制度を導入している

不妊治療医院は担当者制度を導入しているところ、していないところが分かれます。
気にならない方もいると思いますが、私は担当医制度があるということを重視し医院を選択しました。
通院中は本当にうまくいくのか不安なこともありましたが、いつも同じ医師が診て下さるので安心感がありました。
 
安心して治療を進めるには医師との信頼関係は大切なものになります。
行く度に担当が変わると治療方針も変わりやすく、患者が混乱してしまったり、
医師との精神的なつながりが希薄になったりしがちだそうです。

妊活/不妊治療の病院の選び方⑦看護師や専門家によるカウンセリングがある

できれば看護師や専門家による無料のカウンセリングがあるところを選びましょう。

この治療は患者が1人で抱え込んでしまいストレスになったり、頑張りすぎて疲れてしまうことも多いです。

医師に聞きにくいことや、聞き忘れてしまったこと、

他精神面で不安なこと、なんでも話せる専門知識を持った看護師がいることは大きいです。

妊活/不妊治療の病院の選び方⑧成功報酬制度を導入している

成功報酬制度とは、医院が設定する条件に適応され治療を受け、結果が出なかった場合、費用負担が一部軽くなる制度です。

例えば一回目の体外受精で妊娠できなかった場合費用負担が大きく減額するなどです。

この制度を導入しているのは、それだけ自信があり、且つ本気であるということがいえます。

これは比較的患者が多い関東の医院でよくある制度かと思いますが、病院選びの選択肢のひとつに入れましょう。

Sponsored Links

おわりに

いかがだったでしょうか。
妊活は受験や昇進試験のように定員制ではありません。
赤ちゃんを望んでいらっしゃる皆さんがご自分にあった医院を見つけ、治療が成功することを願っています
 
不妊治療を経験し、他にも今治療をしようか悩んでいらっしゃる方、治療中の方に伝えたいことが沢山あります。
順次記事にしていきますので、また覗いていただけると嬉しいです。
 
Scroll Up