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節約したいと思ったらまず最初にやるべきこと~生活費の内訳の予算を設定しよう~

節約でまずやること

こんにちわ。ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)のMayaです🍍

「よし!節約頑張る!!貯金増やす!!」と節約生活を始めたものの、
「こんなに頑張っているのにお金が思うように貯まらない😭」なんてこと、ないでしょうか?

そんな方は、実は節約のやり方がよくない可能性があります。
この記事では節約するためにまず最初にやるべきことを紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

・家計改善したい
・節約したいけどまず何をすればよいのかわからない
・なぜかお金がない
・収入の割に貯金が少ない
・頑張って節約しているのになぜか貯金ができない

上記1つでも当てはまる方は是非読み進めてみてください😊
Let’s get it started🏃‍♂️

目次
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まずやるべきこと

やみくもに節約をスタートさせると、しんどくなって挫折することが多いです。

まず節約を始める前にやったほうがいいことを説明します。
ステップは下記3つです。

STEP.1
収入と支出を把握する
 
STEP.2
貯金の目標額を設定する
 
STEP.3
月々の生活費の内訳と予算・年間の特別費の内訳と予算を設定する
 
節約準備OK

1つ1つ見ていきましょう🙂

Maya

独身とか実家暮らしとか関係なく、
家計を改善したい人すべてに当てはまるステップです

STEP1 :収入と支出を把握する

仕事でもそうですが、分析しないと改善できません。
節約でいう現状分析は収入と支出を把握することです。

Maya

地味ですがめちゃくちゃ大事です!

当然ですが収入>支出となるべきで、収入<支出となるとお金は貯まりません。

結婚して共働きの場合、お互いの収入と支出を合算して把握することをおすすめします。
別財布だと「相手(パートナー)が貯金しているだろう」とお互い相手をアテにしてしまい、二人して貯金がない共働き夫婦も少なくありません。

収入は給与明細で税金控除後の「手取り収入」を確認できますよね。

支出の把握は「何にいくら使っているのか」を把握する必要があります。
これは家計簿をつけましょう。

家計簿はアプリ、市販の家計簿、手作りのノート、エクセル等色々なやり方があるので、
自分に合ったやり方でつけましょう。

苦手な方も多いですが、まず一ヶ月頑張ってみてください。
今は便利なアプリが出ているので過去に挫折した人もやりやすいと思います。

Maya

家計簿は過去に何度も失敗しましたが、今はアプリとエクセルの併用で管理して、2018年は世帯年収が下がったにもかかわらず年間の過去最大貯金額を更新しました。
下記記事で我が家の家計管理方法を紹介しています。

STEP2 :貯金の目標額を設定する

収入と支出が見えてきたら目標の貯金額を設定しましょう。

よく雑誌などで「年間100万円貯める!」となど特集をやっていますが、
貯金目標は収入や家庭状況(住居や家族構成)で大きく変わってきます。

あまり厳しい目標設定をすると挫折しやすいので、頑張ったら届きそうな金額に設定するのがポイントです。

Maya

目標の貯金額を達成したら「そのうち30万円で海外旅行に!」や「ずっと欲しかったアレを買うぜ!!」など楽しみを作るとモチベーション維持に繋がるのでおすすめです🙌

STEP3 :月々の生活費の内訳と予算・年間の特別費の内訳と予算を設定する

目標貯金額が決まったら予算の設定です。

①月々の生活費の内訳と予算を設定

まず、毎月発生する月々の生活費の内訳と予算を設定します。
収入-貯金額=生活費で生活費を出し、その生活費をカテゴリーごとの内訳(住居費、貯蓄費用など)の予算に振り分けます。
収入が手取り30万円で、毎月3万円貯金に回したい場合は27万円をカテゴリーごとの内訳に割り振ります。
注意
「収入-生活費=貯金額」のように、生活費で余ったお金を貯金を考えるとお金は貯まりません。貯金額は先に目標を設定し、その金額を除いた金額で予算設定するのがポイントです!
目標貯金額同様、無理のない予算設定にしましょう。
夫婦2人暮らしをイメージして
試しに生活費の予算の振り分けをやってみると内訳はこんな感じです。
カテゴリー 予算
住居費 75,000円
水道光熱費 15,000円
通信費 18,000円
保険 12,000円
食費 45,000円
趣味・娯楽費 9,000円
夫婦小遣い 36,000円
日用雑費 6,000円
交際費 6,000円
その他 18,000円
貯蓄(特別費積み立て分) 30,000円
貯蓄 30,000円
合計 300,000円

年間の特別費(毎月発生するものではない冠婚葬祭やイベント事にかかる費用など)をボーナスで補填せず、
毎月の収入から補填する場合は毎月の予算に組み込みましょう。

ボーナスは出ない場合もあるので、アテにしすぎないことがポイントです。
我が家は半分ボーナス補填、半分を毎月積み立て補填としています。
詳しくは後述しますね。

食費や住居費などカテゴリーごとの理想の割合は以前この書籍を参考にしました。
ただし、生活費の内訳の理想の割合というものは様々な要件が関わってくるので注意が必要です。

詳しくは下記記事で紹介しています。

Maya

夫婦の場合はどちらかが予算を決めるのではなく、一緒に考えて設定しましょう!それで協力の度合いが変わってきます👫

②年間の予算(特別費)の内訳と予算を設定

毎月の予算が決まったら年間の予算=特別費の内訳と予算設定です。 私が思うに、特別費を制するものが家計を制します!

家計がうまくいってなかったときは、この特別費をすべて毎月の「その他」のカテゴリーに入れていました。
帰省した場合、結婚披露宴に出席した場合は「その他」は大赤字です。
「これはしょうがない支出」と思う一方、使ってしまっていいのか心の奥のほうで不安になっていました。

そんな風に不安にならないため+年間の貯金目標額を死守するためには特別費の管理です!

1月だったら帰省費用、お年玉、2月は〇〇の誕生日、3月は旅行。。。など、毎年かかることが予想されるものを洗い出します。

さらに予定が見えない冠婚葬祭や、時期が見えない年間の被服費、ふるさと納税代なども含めて合計金額を出しましょう。

合計金額が出たらそのお金をどこから持ってくるか決めましょう。

例えば特別費が合計で70万円だと、年2回のボーナスで合計34万円(1回のボーナスで17万円)補填、
残りの36万円は毎月の積み立てよう! といったところです。

70万円-34万円=36万円、36万円÷12ヶ月=月々の特別費の積み立ては3万円、といった具合ですね。

特別費をきちんと積んでおくとイベント毎も安心して気持ちよくお金が使えます。

Maya

「ここに予算を組みすぎかな?」「特別費が高すぎてお金が足りない」など自分の予算の組み方で疑問があったり不安な場合、プロのFPさんに相談するのもおすすめです。
私はFPの無料相談で予算の内訳をレビューしてもらい、改善のアドバイスをしてもらいました。

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節約しながら予算内で収まるよう生活する

ここまでできたら節約しながら支出が予算内で収まるように生活しましょう。 いくつかポイントを記載します。

Maya

大切なのは根性とか意思の力よりも工夫・仕組みです🦀

ポイント①現金貯金分は先取り自動引き落としに設定しておく

給与が入ったら自動で定期預金に移るように設定し、簡単に引き出せないようにしましょう。

銀行窓口で手続きできます。
引き出しには窓口が空いている時間銀行に行く必要があるので引き出すことのハードルが上がります。

ポイント②支出は家計簿アプリで管理

折角予算を組んでも、予算以内に支出を抑えなければ意味がありません。

手書きの家計簿だと抜け・漏れが多くなりがちですし、タイミリーな残高が管理しにくいです。
今は便利な家計簿アプリが出ていてほとんど自動化できるのでおすすめです。

ポイント③固定費の節約

固定費の節約は1回対応するとそのあと放ったらかしで節約できるのでおすすめです。

\同じ保障内容で毎月数千円の節約になるかも?/

ポイント④変動費の節約

変動費の節約はいろいろありますが、食費は1番手をつけやすいかと思います。

ポイント⑤仕組み化でポイントを貯めて節約

Kyashにクレジットカード自動引き落としに設定すると、ポイント二重取りになります。

注意
毎月クレジットカードの支払いで自転車操業になっている人はそもそもクレジットカードを使うのをやめ、現金だけで過ごしましょう
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 定期的に家計を見直し改善する

経験上、予算には何度か修正が入ります。
実際生活してみて、設定した予算以外の支出が出たり、設定した予算では足りない場合などですね。

この場合、なんとか予算以内で収める方法はないか工夫しながら、
無理な予算だった場合は他のカテゴリーから補填する、時には貯金目標額を変更するなどしてどんどん予算を修正していきましょう。

逆に予算が余るときはできるだけ貯金・投資に回しましょう。

また、年度の最初は昇給して給与が少し上がったり、子供が進級してかかるお金が変わってきたりします。

なので少なくても年に1度は収入と予算の見直しをしましょう。

家計簿をつけっぱなしにするのではなく、改善や家計の把握のため月に1回は見直しするのがおすすめです。

Maya

折角家計簿をつけているのにつけっぱなし(=つけて終わり)にするのはもったいないです。
翌月からの改善に活かしましょう

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こんな節約はやめましょう

よくある「やらないほうがよい節約」の例をあげますね。

  • 食費を削るために1日1食生活

まず、体は資本なので毎日バランスの取れた食事を取りましょう!節約といえばまず食費、となりがちですが、極端に食費を減らすのはおすすめしません。

Maya

留学中お金がなくて生キャベツをペリペリ食べてた時期があったけど、元気がでませんでした😵

ほか、

  • 電気のスイッチを切りまくる
  • 水道の少しの出しっぱなしも許さない
  • 家中のコンセントを抜きまくる
  • 暑いけど/寒いけど節約のためエアコンや暖房器具は極力我慢
  • 1円でも安く買うためにスーパーをはしご

これらは労力がかかる割にたいして節約になりません。
そしてストレスが溜まり返って不必要なものを買ってしまったり、挫折してしまったり、体調を崩して病院に行ったり、といったことが起こりがちです。

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生活防衛費が貯まったら

ある程度何かあったときのためのお金=生活防衛費が貯まったら、お金を増やすことも考えましょう。

そう、投資ですね。

銀行の定期に入れていてもお金はほとんど増えないので、リスクを管理して少しずつ投資をしていきましょう。
きちんと勉強してリスク管理をすれば、投資は怖くありません。

生活防衛費の考え方は色々ありますが、最低半年分の生活費はすぐ現金化できるよう確保しておきましょう。
持病や海外への引っ越しなど大きなお金の変化があるかもしれない場合は生活防衛費も多めに確保しておくと安心です。

関連記事:~投資を始めたいと思ったら~だまされないために投資初心者が注意するべき9つのこと
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関連記事:金融リテラシー(お金の知識)を身につけてお金の悩みを解決するおすすめ無料サービス6選
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おわりに

いかがだったでしょうか?
節約はできるだけストレスを溜めず、仕組み化してやっていきましょう。

具体的な節約術は今後もブログにアップしていきます。
また覗いてもらえると嬉しいです🙌

また、家計管理について気軽に話せる場所を作りました。
詳しくはこちらの記事を参照ください。
関連記事:LINEオープンチャット(通称オプチャ)「家計管理と改善コミュ」参加者募集!
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この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)でゆるミニマリストのバイリンガルワーママ。夫はアメリカ人。
A Guide for a better tomorrow(より良い明日のためのガイド)をテーマに、投資・節約・家計管理などマネー、断捨離、英語、ライフハック、子育て等幅広いジャンルでお役立ち情報を発信します。

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