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ゆるミニマリストが実感した断捨離のメリット・デメリット〜基本のやり方も解説〜

断捨離、ミニマリストという言葉が流行りだしてもう何年も経ちますね。

私は2013年くらいから本格的に断捨離を始め、今でも数ヶ月毎に定期的にものを見直し中です。
断捨離関連の書籍は沢山読みました。
まだまだ理想の状態には届きませんが、以前より大分ものを減らせつつあります😊  

先日も自分と家族の衣服を紙袋2つ分手放しましたが、その時のスッキリ感はかなり大きいものでした。
体から毒素が大放出したというか、そんな感覚です。
個人的には断捨離はもはやスパやショッピングに行くよりコスパが良いストレス発散方法です。  

この時期では断捨離の考え方、自分の断捨離の体験に基づいたメリット・デメリット、基本的な手順を解説します。

「あれ、断捨離ってものを捨てるだけでしょ」、という方は是非読み進めてください🐣

目次
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そもそも断捨離って?

もともと やましたひでこ(山下英子)さんの著書で出てきた言葉です。
Wikipediaには下記の記載があります。

「断捨離」のそれぞれの文字には、ヨーガの行法(ぎょうほう)である断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)・離行(りぎょう)に対応し、

断:入ってくる不要な物を断つ。
捨:家にずっとある不要な物を捨てる
離:物への執着から離れる。

という意味がある。

すなわち「断捨離」とは、不要な物を「断ち」「捨て」、物への執着から「離れる」ことにより、「もったいない」という固定観念に凝り固まってしまった心を開放し、身軽で快適な生活と人生を手に入れようとする思想である。

wikipedia

つまり断捨離とは物を捨てることを通して、「心の中にある無意識に染みついた執着」を手放すことです。
この執着を手放し、身の回りをきれいにするだけでなく心もスッキリすることに断捨離の本質、目的があると言えます。

執着が残ったままだと、一時的に物が減っても気がつけばまた部屋がものにあふれて。。。とリバウンドしてしまいます。  

実際段階を踏んで断捨離をやっていると、少しずつものへの執着が減ってきている実感があります。

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断捨離のメリット

断捨離のメリット・デメリット

断捨離のメリットは下記になります。

①気持ちがスッキリし、ストレスがなくなる
②お金が貯まる
③片付けが楽になる
④掃除が楽になる
⑤時間が増える
⑥ものごとの取捨選択が上手くなる
⑦自分が本当に大事にしたいことが見えてくる
⑧環境にも優しい
⑨精神的にゆとりができる

1つ1つ紹介しますね。

断捨離のメリット①気持ちがスッキリし、ストレスがなくなる

断捨離をすると気持ちが清々しくスッキリします。
不要なモノを処分することには心のデトックス効果のようなものがあるからです。  

不要なものを持っているのは無意識のうちにストレスになります。
「いつか出番が来るかも」「これ高かったし。。。」と思って1年以上押し入れに眠っている物は
不要なものの代表格ですね。  

普段は意識していなくても、部屋の収納スペースを圧迫していたりします。
そうなると、ものを減らすのではなく家具や収納グッズを増やしたり、より広い部屋に引っ越したり、収納スペースをレンタルしたり。。。ということで対処しようとします。
これではさらに物が増え部屋を圧迫してしまいますし、何のための家賃や家のローンかわからなくなってきます。  

でも、思い切って断捨離することでものの呪縛のようなものから解放されます。
体から毒素が抜ける感覚です。 とにかく気持ちいい🤩🤩🤩‼‼‼のです。

私はスパやショッピング、カラオケなんかよりよっぽどスッキリします。  

断捨離は心のデトックス。これは覚えておいてください。
そして是非体感してください。

断捨離のメリット②節約になる

断捨離でものをどんどん手放していくと、次にものを買う時にとても慎重になります。  

無駄な買い物を止め、本当に必要なもの、欲しい物だけを購入するようになるため、結果的に節約につながりお金が貯まります。

そしてものを持つことはその管理にもお金がかかるので、ものが少ない分ものの管理にかかるお金の節約になります。

わかりやすい例でいうとコートやドレスなど被服はクリーニング代の節約にもなりますよね。  
また収納で必要なスペースも減るため、長い目で見ると住居費の節約にもなります。  

ものが多いと既に持っているものがどこにあるか分からなくなり、買い直すことってあるあるですよね。 そして、後日見つけて無駄買いしてしまったことに自己嫌悪。。。なんてことも。

ものが少ないとそんな無駄買いもなくなります。  

ということで、断捨離してものが減ると節約になり 本来自分がやりたいこと、使いたいことにお金を使うことができます。  

断捨離のメリット③片付けが楽になる

断捨離してものが少なくなると、片付けが楽になります。

何をどこに置こうかを決めやすくなり、ものを紛失することも少なくなります。  

先にも紹介しましたが、よく「どこに置いたっけ…」となり、見つからず新たに買ってしまったあとで出てくる、
なんてことがありますが、そんな時間の無駄もなくなります。  

押し入れやキャビネットに物をしまうときも、 ものが少なければその分収納しやすくなりますし
場合によってはキャビネットや収納ケース等も断捨離できます。  

収納グッズを断捨離すればその分収納スペースがなくなるので、今後うかつに物を買えなくなるのでリバウンド防止にも繋がります。

断捨離のメリット④掃除が楽になる

ものが減ると掃除がしやすくなります。

収納スペースに収まらないから床にものをおいてしまう、なんてことはなくなりますし
拭き掃除なんかも棚に何も乗っているものが少ないと掃除が簡単ですよね。  

掃除機をかける時にわざわざものを動かすことも減りますし、床にものを置かなくなると楽々お掃除ロボットが使えます。

断捨離のメリット⑤時間が増える

ものが減ると物を探したり、使うとき選んだりする時間が減り、自分が本来したいことに費やす時間が増えます。

どこにしまったのかわからなくなってしまったものを探しまわる時間は本当に勿体ないですよね。。。(経験がありすぎる😫)  

また、ものが多いと必然的に手入れの時間も必要になります。

ものを手入れ・修理したり、クリーニング屋に持って行く時間もものが減るだけ時間の節約になります。

断捨離で物を減らし、厳選したものだけを持つことで自由な時間がを増やすことができます。

Maya

忙しい人ほど断捨離、おすすめです。

断捨離のメリット⑥ものごとの取捨選択が上手くなる

断捨離を進めていくと、自分にとって必要なものとそうでないものを判断する力がついてきます。

これって物理的なものだけでなく、やることリストなどタスク管理、人間関係などにも活きてくるため
ビジネス・私生活にも役立ってきます。

断捨離のメリット⑦自分が本当に大事にしたいことが見えてくる

断捨離をしていくと自分が持っているものとしっかり向き合うことになります。  

「なんでこれ買ったんだっけ」「今の自分にこれは必要かな」といった感じで ものと向き合うことは自分とも向き合うことになります。

それをやっていくと「自分が本当に大事にしたいモノやこと」が見えてきます。  

「断捨離なんかしなくても、自分が大事にしたいことなんか分かっている」なんていう人もいるかもしれませんが、
ものや情報にあふれた中で生活しているとそれが分からなくなったりします。  

ちなみにお金持ちの人はこの線引きが上手なひとが多いと思います。

断捨離のメリット⑧環境にも優しい

先に紹介しましたが、断捨離をするとものを簡単に買わなくなります。

それはお金の節約になるだけでなく、余計な資源を消費しなくなるので環境にも優しいです。

断捨離のメリット⑨精神的にゆとりができる

断捨離をしてものが減り、身の回りがすっきりすると精神的な余裕、ゆとりができます。
多くのものから何かを選択する、といった脳への負担が減り、金銭的、時間的にも余裕ができるからです。

精神的に余裕があると何事も落ち着いて対処できるので仕事でもプライベートでもものごとが上手くいきやすいです。

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断捨離のデメリット

メリットを知ったらデメリットを知りたいですよね。経験を元に紹介します。

断捨離のデメリット
①時間とエネルギーがかかる
②手放して後悔することがある
③ものを手に取って思い出に浸ることができなくなる

断捨離のデメリット①時間とエネルギーがかかる

断捨離するには一つ一つ捨てる物、残す物を確認する作業になるためどうしてもある程度の時間とエネルギーがかかります。

一旦自分でお金を出して買った物、思い出の沢山詰まった物、人からプレゼントで貰った物、愛着が湧いている物。。。迷うのは無理がありません。  

ただ、経験談でいうと断捨離はすればするほど手放す物、残す物の判断がしやすくなり、消費する時間とエネルギーは減っていきます。

やればやるほど感覚が研ぎ澄まされていくのでとにかく経験を積みましょう。

そして、断捨離後の効果は先に紹介したメリットの通りかなり大きいです。

断捨離するときは大変ですが、かかった時間とエネルギーに対して、断捨離後得るものはずっと大きいです。

断捨離のデメリット②手放して後悔することがある

経験上ほとんどありませんが、稀に手放したあと後悔することがあります。  

私は一度友人にあげた服が後々手持ちの別の服と合わせるため必要になり、同じような物を買い直したことがあります。
でもこれは軽く100着以上の服を手放して、後悔したのはそのうちたったの1着だけなんです。

そして、こういった失敗は断捨離を何度もやっていくうちになくなっていきます。  

ここで注意しなくてはいけないのは、お金で買い直しできないものを手放すときです。

人からもらった手紙や、卒業アルバム等が当てはまります。  

断捨離歴の短い人がこういうお金で買い戻しできない物をいきなり手放すのは危険です。 段階を経て対処しましょう。
初心者さんが断捨離する時のおすすめの順番も後述します。

断捨離のデメリット③ものを手に取って思い出に浸ることができなくなる

最後のデメリットとして、ものを捨ててしまうと それを手に取りながら思い出に浸ることはできなくなります。

見る度・手に取る度に幸せな思い出に浸れるような大事なものは無理に捨てなくてよいと思います。
ただ、それらの量が多かったり、大きくて場所を取る場合は厳選したものだけを残し、
それ以外のものは写真を撮ってデータで残してから手放すのがおすすめです。

思い出をもので残すとキリがありません。
写真データなら場所も取りませんし、見返して思い出に浸ることができます。
ちなみに見る度にネガティヴな気持ちがわいてしまうような思いでの品は迷わず手放してしまいましょう。

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断捨離の基本的なやり方

断捨離のメリット・デメリット

1日で家の中のものすべての断捨離を終わらせてしまうというやり方もあります。  

片付けでとても有名な 近藤麻理恵さん の「人生がときめく片づけの魔法」でも一度にがっつりやる片付けが紹介されていました。  

一度で家中が片付くのは嬉しいですが、実際そこまで思いきれる人ばかりではないですよね。
私はそうでした。  

私は気が向いた時に無理のない分量だけ断捨離を決行し、それを定期的に実施します。  

時間をおいて何度も回数を重ねていくと不思議と手放せるものが増えていきます。

自分にあったペースで実施しましょう。

ステップ①:まず断捨離の考え方、目的を念頭に置く

断捨離を効率良く進めるためには、断捨離とは何か、断捨離の目的は何なのかを頭に入れておくことが大事です。

  • 断捨離とは: ものを捨てることを通して、心の中にある無意識に染みついた執着を手放すこと
  • 断捨離の目的:ものへの執着を手放し、身の回りをきれいにするだけでなく心もスッキリすること

この「ものへの執着を手放す」がキーポイントですよね。 これが頭にないと変に判断に迷って時間が余計かかってしまうので注意しましょう。

ステップ②:自分のものに対する基準を設定する

これは人によって少しずつ違うので、自分なりの「残すもの・手放すものの基準」を設定しましょう。

要は自分が残すか手放すか迷った時に判断に使う基準です。

この基準を設定しておかないと、一つ一つ残すか手放すか判断する時にとても時間がかかってしまいますし、中途半端な結果になってしまいます。  

自分なりの基準の例:

  • 1年以上使っていないものは捨てる
  • ときめかないものは捨てる
  • 今の自分には似合わないもの
  • プレゼントで貰ったけれど趣味じゃないものは捨てる
  • 壊れているもので今修理する気がないもの

初心者さんはまず「使っていないもので、好きではないもの」だけ手放すことから始めるのも良いと思います。

また前述した通り、お金で買い直しできないものを手放すのは経験を積んでから実施することをおすすめします。
私の服や本、化粧品や食器を断捨離する基準は下記記事で紹介しています👇

Maya

是非ご自身の断捨離の参考にしてください

ステップ③:カテゴリーごとにものを集め、分別する

本、衣類、鞄、など カテゴリーごとに一箇所にものを集め、 一つ一つ「残すもの」、「手放すもの」、「保留(時間をおいて考えるもの)」に分別します。

カテゴリーごとに一箇所にものを集めることで、似たようなものがないか、ある場合はどちらか一方だけ手放すといった判断がしやすくなります。  

ちなみに近藤麻理恵さん の「人生がときめく片づけの魔法」で 片付ける順番はカテゴリー別に

洋服➡本➡書類➡小物➡思い出の品

がやりやすいと言われています。

同じ本の2019年改定バージョンはこちら🔽

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私は今は気分でやりたいところを断捨離しますが、 確かにまず持ちすぎている人が多い、且つ場所を取る服から着手するとやりやすかったように思います。  

ポイントは手放したくないものは無理に手放さないことです。
すぐに決められない場合は「保留」とし一箇所にまとめておきましょう。
「保留」としたものは一定期間時間をおいて、再度判断しましょう。

私の会社の先輩は産休後職場復帰する前に家事代行サービスを利用して 整理収納アドバイザーにキッチンの断捨離と整理整頓をお願いしたそうです。

先輩曰く、「第三者の誰かがいたほうが断捨離が進んでよかった」とのこと。


確かに自分だけだと最初はついついもったいないと思い進まなかったり、家族とだと誰かが捨てないよう助言してきたりするんですよね。。。
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ステップ④:不用品は手放す

③で一度手放すと判断したものは見直さずに手放しましょう。

経験上、時間をおいて見ると基準がぶれてしまい、手放すのが惜しくなってしまいます。

ものを手放すとき、申し込みをして自宅に査定に来てくれる出張買取や、 自宅からダンボールで送るだけの宅配買取がおすすめです。

業者が沢山ありますが、数ある業者を比較したところ
手間をかけず色々まとめて処分したい場合は本・電子機器・おもちゃ・ファッション・他日用品などとにかく買取品目の種類が多い、下記リンクの買取屋さんグループがおすすめです。

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服などファッションアイテムの断捨離については下記記事で詳しく紹介しています👇

ステップ⑤:残すものを収納する

不要なものが排除された状態で、大切なものだけが残っていると思います。
(保留のモノは、まとめて一時保管しておき、3か月、6ヵ月など期限を決めて見直し・判断をしましょう)

収納する場所を決め、使いやすいように収納しましょう。

ステップ⑥:スッキリした状態をキープする

せっかく断捨離してスッキリしたので、その状態をキープするようにしましょう。

私は基本、ものを一つ購入したら総選挙を開き同じカテゴリーのものの最下位のものを処分するようにしています。
1 in 1 outってやつですね。

トップスを1枚買ったらトップスを1枚捨てる、といった感じです。

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 おわりに

断捨離のメリット・デメリット

断捨離のメリット・デメリット、基本のやり方を紹介しました。

断捨離のメリット
①気持ちがスッキリし、ストレスがなくなる
②お金が貯まる③片付けが楽になる
④掃除が楽になる
⑤時間が増える
⑥ものごとの取捨選択が上手くなる
⑦自分が本当に大事にしたいことが見えてくる
⑧環境にも優しい
⑨精神的にゆとりができる

断捨離のデメリット
①時間とエネルギーがかかる
②手放して後悔することがある
③ものを手に取って思い出に浸ることができなくなる

断捨離の基本的なやり方
ステップ①:まず断捨離の考え方、目的を念頭に置く
ステップ②:自分のものに対する基準を設定する
ステップ③:カテゴリーごとにものを集め、分別する
ステップ④:不用品は手放す ステップ⑤:残すものを収納する
ステップ⑥:スッキリした状態をキープする

断捨離は時間とエネルギーをそれなりに要しますが、それに有り余るくらいにメリットがあり、生活を向上させることができます。

部屋と心をスッキリさせてよりよい毎日を送りましょう🤗

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この記事を書いた人

ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)でゆるミニマリストのバイリンガルワーママ。夫はアメリカ人。
A Guide for a better tomorrow(より良い明日のためのガイド)をテーマに、投資・節約・家計管理などマネー、断捨離、英語、ライフハック、子育て等幅広いジャンルでお役立ち情報を発信します。

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